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第十三話・台本

役名 番号 台詞 注釈
アナウンス 001_001 『13番線より15時26分発アゴール行きの特急列車が出発します。』
【ドアが閉まり、出発を知らせるベル】
【電車の音】
イクス 002_001 アゴール・・・か。ブルーグの奴、一体何を考えてんだ?
【携帯のバイブ音】
イクス 003_002 「ん?誰だ?こんな時に・・・」
【デッキに向かう】
イクス 004_003 「もしもし?・・・おっ!おぉっ!とうとう俺とデートしてくれる気になった?」
ローザ 005_001 「何バカな事を仰っているのかしら・・・。それより・・・貴方に連絡が通じるってことは、皆さんは無事なようですわね。」
イクス 006_004 「へ?無事って?」
ローザ 007_002 「・・・貴方、知りませんの?!ディーパ本部が突然爆発して、連絡が取れなくなったのですわ!」
イクス 008_005 「なんっ・・・?!それ、マジか?!」 驚愕して
ローザ 009_003 「貴方は・・・不在でしたのね。」 ちょっとホッとした様子で
イクス 010_006 「あぁ・・・。ブルーグがいなくなっちまって、俺が連れ戻すことに・・・。」
イクス 011_007 「くそっ・・・!なんだよ、爆発って!」 いてもたってもいられない様子
ローザ 012_004 「【黒い天使】の生き残りが襲撃したと思われますわ。今、ノートルゲートとサルスから救援が向かっているはずです。私達WPCは任務外なので待機状態ではいますが。」
イクス 013_008 「・・・そっか。くそっ・・・!俺が残っていれば、ちったぁ戦力になったのに!」 悔しそうに
ローザ 014_005 「・・・今それを悔やんでも仕方ありませんわ。それよりも、貴方には貴方の任務があるのでしょう?それを優先するのが上からの命令じゃなくて?」
イクス 015_009 「・・・あぁ。」
ローザ 016_006 「それに・・・。ブルーグを止めて引き戻さないと、とんでもないことになりますわ。」
イクス 017_010 「・・・とんでもないこと?」 怪訝そうに
イクス 018_011 「そういや・・・ハニー。あの事件の時現場にいたんだよな?一体何があったんだ?!」
ローザ 019_007 「・・・それは・・・。」
イクス 020_012 「今更隠したって仕方ないだろ?!」
ローザ 021_008 「(意を決して)・・・ブルーグは、【血の一族】なのですわ。」
イクス 022_013 「な・・・っ?!」 息を呑む
ローザ 023_009 「しかも、ただの血の一族ではないんですの。」
イクス 024_014 「ただの血の一族じゃない・・・?」
ローザ 025_010 「メガラの正統な後継者・・・そう言ってましたわ。」
イクス 026_015 「・・・なんの冗談だよ。ブルーグが・・・血の一族の親玉だってのか?!」
ローザ 027_011 「冗談じゃありませんわ!!この目で見ましたもの!!白と黒の翼が生えて・・・まるで・・・」
ローザ 028_012 「・・・化物のようでしたわ。」
イクス 029_016 「化け物・・・。」
【回想】
ブルーグ 030_001 「どうして・・・お前は俺を見ても普通でいられるんだ?」
ブルーグ 031_002 「だって俺は化け物で・・・」
【回想終わり】
イクス 032_017 ・・・そう言う意味だったのか、ブルーグ・・・!
ローザ 033_013 「イクス!・・・・イクス!」
イクス 034_018 「ん?・・・あぁ。」
ローザ 035_014 「でも、あの時・・・彼は私たちを助けてくれました。」
ローザ 036_015 「まだ望みがあるなら・・・私たちが彼を助けられるなら、助けたい・・・。」
ローザ 037_016 「イクス、どうか彼を見つけ出してください!」
イクス 038_019 「・・・わかった。あいつがなんだろうが、俺の仲間だ。仲間を助けるのは当然だ。」
ローザ 039_017 「私たちも援護に向かいますわ。きっと、【黒い天使】や【メガラ】と全面対決になると思いますから。」
イクス 040_020 「わかった・・・。サンキュ、な。」
ローザ 041_018 「何かわかりましたら連絡をくださいませ。」
イクス 042_021 「おう!・・・あっ!とりあえず、今わかってるのは、アゴール方面にブルーグが向かったことだ。どうやら、その先を目指してるらしいが・・・その先に何があるか調べてもらえないか?」
ローザ 043_019 「アゴールより先・・・・?わかりましたわ。わかったら至急連絡します。」
イクス 044_022 「おう、頼んだぜ!」
【電話を切って席に戻っていく】
イクス 045_023 「あれ?」
【カバンを見つめて】
イクス 046_024 「なんで荷物開いてんだ?・・・ま、いっか。」
【持ち上げようとする】
イクス 047_025 「ふんっ!・・・あ、あれ?なんだ?さっきより重くなってねぇか・・・?」
【カバンの中を開いて】
イクス 048_026 「なっ!?メアリー!?」
メアリー 049_001 「・・・見つかっちゃった?」
イクス 050_027 「何やって・・・!(呆れてため息)とりあえず出てこい。」
【ごそごそ出てくるメアリー】
イクス 051_028 「・・・どうやってここに来たんだ?つーか、リーアには言ってきたのか?」
メアリー 052_002 「ううん・・・言ってない。」 怒られると思ってもじもじ
イクス 053_029 「黙って出てきたら心配するだろうが・・・。まぁ、ここまで来ちまったら仕方ないか・・・。キップは?」
メアリー 054_003 「・・・買ってない。」
イクス 055_030 「まじかぁ~・・・。(困った様子)しゃあねぇな・・・今回だけだからな?」
メアリー 056_004 「・・・うん。」
【空いてる席をポンポン叩いて】
イクス 057_031 「ほれ、座っとけ。」
メアリー 058_005 「うん。」 座る
【電車の音】
メアリー 059_006 「アゴールまで・・・遠いの?」
イクス 060_032 「さぁ・・・俺も初めて向かうからなぁ。とにかく国を1つ越えていく必要があるから・・・むちゃくちゃ遠いだろうな・・・。」
イクス 061_033 「乗り換えも2回はしないといけないし。1日はかかるかもしれないな。」
メアリー 062_007 「そんなに・・・?」 不安げに
イクス 063_034 「ま、寝とけ!疲れてんだろ?」
メアリー 064_008 「・・・1日も寝てられないよ・・・。」
イクス 065_035 「・・・そっか、そうだよな!アハハ・・・うぐぅ・・・こんな時どうすればいいんだ、ブルーグさんよ。」
【間】
イクス 066_036 「・・・しかし、ホント。ブルーグの奴、アゴールなんかに何しに行ったんだか・・・。」
メアリー 067_009 「・・・呼ばれたんだよ。」
イクス 068_037 「呼ばれた?」
メアリー 069_010 「止めないと・・・お兄ちゃんが消えちゃう・・・。」 涙ぐむ
イクス 070_038 「消える?・・・まぁ、なんだ・・・その・・・俺じゃ頼りないかもしれねぇけど・・・。必ず、アイツの事、連れ戻してやるから・・・。泣くなよ。」
メアリー 071_011 「・・・無理だよ・・・人間には出来ないよ・・・。だから、メアリーが行かないと・・・。」
イクス 072_039 「・・・ブルーグが【血の一族】だって知ってたのか?」 ちょっと驚いて
メアリー 073_012 「・・・うん。」
イクス 074_040 「お前達【レイズ】は【血の一族】を相殺することが出来る。それは知ってる。お前の能力があれば【血の一族】を消せることが出来る。でも、それって・・・。」
メアリー 075_013 「大丈夫・・・。お兄ちゃん、まだ消えてないから。まだ、今なら・・・・。」
イクス 076_041 「まだ間に合うのか?」
メアリー 077_014 「・・・ん。」 小さく頷く
イクス 078_042 「そっか・・・。それじゃ、メアリー。絶対にブルーグを連れ戻そう。それまでしっかり、俺が守ってやるからな!」
メアリー 079_015 「・・・うん!」 涙を拭って
【電車の音・フェードアウト】
メアリー 080_016 「(寝息)」
イクス 081_043 「ほら、着いたぞ!」
メアリー 082_017 「ん・・・。(目をこすって)うん・・・。」
【外に出る】
【風の音】
メアリー 083_018 「・・・寒い。」
イクス 084_044 「同感!(身震いして)・・・ん?」
【携帯がなる】
イクス 085_045 「ハニーからだ・・・。メアリー、ちょっと待ってろ。」
【間】
イクス 086_046 「おう、どうだった?」 電話に出て
ローザ 087_020 「調べましたわよ。アゴールより先、何があるか。」
イクス 088_047 「んで、何があったんだ?」
ローザ 089_021 「現在は名も無い島の群れがあるだけですわ。ですが・・・」
イクス 090_048 「うん?」
ローザ 091_022 「その中のひとつの大きな島に空洞を確認。過去にこの位置には何らかの大陸があったと思われますわ。」
イクス 092_049 「何らかの大陸?歴史的に資料が残ってるのか?」
ローザ 093_023 「いえ・・・。そういった参考資料はなく、あくまでも憶測ですが。この空洞は火口・・・つまり、火山の吹き出し口ですわね。そういったものの類であると思われますわ。」
イクス 094_050 「火山・・・?」
ローザ 095_024 「我々、人間が生まれるよりも遥かに昔。ここにあった山が噴火している・・・。」
ローザ 096_025 「いつしか大陸は沈み、今はその火山の火口だけが、海から顔を出している・・・ということですわね。」
イクス 097_051 「なるほど・・・こりゃ大きく前進だな。その火山をブルーグが目指している可能性は高い。」
ローザ 098_026 「それでは、そこを目指すという事で・・・。私たちも向いますわ。」
イクス 099_052 「あぁ・・・。あっ!そうだ!(思い出した様子で)」
ローザ 100_027 「まだ何かありますの?」
イクス 101_053 「あぁ・・・その・・・メアリーがな・・・。」
ローザ 102_028 「メアリー・・・?まさか、一緒ですの?」
イクス 103_054 「黙って抜け出して、俺の荷物に紛れてやがった。」
ローザ 104_029 「そうでしたの・・・。まぁ、それでも無事は確認できたのだから安心ですわ。」
イクス 105_055 「メアリーがな・・・。俺達、人間には【血の一族】は倒せないってさ。まぁ、今までだって全然太刀打ち出来てなかったからな。総帥からもらった武器がどこまで通用するか・・・。」
ローザ 106_030 「・・・確かに、私とリリィでもってしても・・・。でも、私達はWPCですわ。WPCの使命はパラサイトから世界を守ることですわ。」
イクス 107_056 「あぁ・・・。俺たちにだって出来ることはある。メアリーをブルーグに会わせてやろうぜ。」
ローザ 108_031 「勿論ですわ。」 優しく
イクス 109_057 「それじゃ、向こうで会おう。」
ローザ 110_032 「ラジャー」
【電話を切る】
イクス 111_058 「メアリー、待たせ・・・」
メアリー 112_019 「(くしゃみ)」
イクス 113_059 「・・・服でも買いに行くか。これじゃ、戦う前に凍え死んじまう・・・。」
【間】
【場面変更】
【波の音】
船乗り 114_001 「はぁっ?!船さ乗せてくれだぁ?」
ブルーグ 115_003 「金は・・・いくらでも払う。なんなら俺の全財産渡したっていい。」
船乗り 116_002 「に、にしゃ・・・おめぇ、悪いこたぁ言わねぇ。こだ大雪の日に海さ出るなんて・・・。」
ブルーグ 117_004 「・・・それなら泳いでだって行く。」
船乗り 118_003 「なぁーに無茶言ってるんだべか!・・・どこさ行ぐつもりなんだ?」
ブルーグ 119_005 「北に・・・山があるはずだ。」
船乗り 120_004 「山?・・・あぁ!あの火山のことけ。あだとこさ何しに行くんだ?」
ブルーグ 121_006 「・・・それは・・・」
【言葉を詰まらせる】
船乗り 122_005 「・・・理由聞いたって答えらんねぇんだべ?悪いこたぁ言わねぇ・・・」
ブルーグ 123_007 「でも!・・・でも、行かなくちゃいけないんだ!」 かぶせるように
【間】
船乗り 124_006 「・・・なんかようわからんけど。おめぇ、ここでオラが断ったら、本当に海さ飛び込んじまいそうだもんなぁ・・・。・・・わかった。そこまで乗せていこうじゃねぇか。」
ブルーグ 125_008 「・・・恩に着る。」 ホッとして
【間】
イクス 126_060 「ふ~・・・さっきよりは・・・マシになったか。でも・・・やっぱ寒いよなぁ~。大丈夫か?メアリー」
メアリー 127_020 「う・・うん。・・・(くしゃみ)」
イクス 128_061 「・・・大丈夫じゃなさそうだな。うぅっ・・・(身震い)早いとこブルーグを見つけるぞ。」
【間】
【波とカモメの鳴き声】
イクス 129_062 「こんな中、どうやって海に出るんだよ・・・。雪が止むまで待ってるしか・・・」
メアリー 130_021 「・・・それじゃ・・・間に合わないよ・・・。」 泣き出しそうに
イクス 131_063 「だ、だよな!そうだよな!・・・行くしかねぇわな・・・。」 焦って
【漁師に声をかけるイクス】
イクス 132_064 「な、なぁ、おっさん!」
漁師A 133_001 「あぁ?」
イクス 134_065 「ちょっと乗せてってもらいたいんだけど~・・・」
漁師A 135_002 「おめぇ、バカでねぇのか!?見でわかっぺ!!もうみんな網しまってっぺよ!!」
イクス 136_066 「うぐぅ・・・。(別な漁師に声をかける)す、すんませぇ~ん。」
漁師B 137_001 「ダメだダメだ!」
イクス 138_067 「くっそぉ・・・。」
ドゥース 139_001 「何湿気たツラしてんだよ。」
イクス 140_068 「っ?!」
クワトロ 141_001 「ここにいましたか、イクス。」
イクス 142_069 「なっ!?お前ら、どうして・・・」
ウーノ 143_001 「上からの命令だ。」
クワトロ 144_002 「ノートルゲートからの通達で聞かせてもらいました。微力ながら、お手伝いさせていただきますよ。」
イクス 145_070 「そ、そっか・・・。でもよぅ、こんな雪で大しけの中じゃ、これ以上北を目指すなんて・・・。」
ドゥース 146_002 「相変わらず馬鹿だな。アタシらがどうやってここまで来たと思ってんだよ。」 へっと笑って
イクス 147_071 「どうやってって・・・」
【エンジン音】
ウーノ 148_002 「・・・乗れ。」
クワトロ 149_003 「海がダメなら空から。基本中の基本ですよね。」
ドゥース 150_003 「さっさと行こうぜ!」
イクス 151_072 「玄武・・・?・・・そうか、空!その手があったか!」
クワトロ 152_004 「さぁ、二人共早く。」
メアリー 153_022 「う、うん!」
【間】
【エンジン、ジェット音】
ウーノ 154_003 「・・・レーダーに異常。オートナビシステム、シャットダウン。」
クワトロ 155_005 「これは・・・(機会を操作して)強烈な磁力が働いているようです。ウーノ、目視で目的地を目指してください。」
ドゥース 156_004 「強力な磁力だぁ?っけ、面倒になってきたな。」
メアリー 157_023 「・・・大丈夫?」
イクス 158_073 「大丈夫だ。俺の兄弟たちを信じろ!」
メアリー 159_024 「でも・・・真っ白で何も見えないよ?」
イクス 160_074 「見てろって。」
【それぞれの業務にあたるサルスメンバー】
クワトロ 161_006 「前方、右に15度軌道修正。・・・左5度、修正。」
ドゥース 162_005 「もうちょっと高度を上げねぇと海に落ちるぜ?・・・ほら、そこ!岩場がある。」
ウーノ 163_004 「了解。」
メアリー 164_025 「すごぉい・・・。」
イクス 165_075 「な?」 自信満々に
ウーノ 166_005 「前方に目標の島を目視、着陸態勢に入る。」
ドゥース 167_006 「こんだけの悪天候だ。揺れるぜ?」
クワトロ 168_007 「イクス、メアリー。しっかり捕まってて!」
【ガタガタと大きく揺れる】
メアリー 169_026 「うわぁああああ」
イクス 170_076 「うおぉぉぉぉぉおお!」
【着陸】
ウーノ 171_006 「着陸成功。」
クワトロ 172_008 「ふぅー・・・結構揺れましたね。」
ドゥース 173_007 「だから言ったじゃねぇか・・・。」
クワトロ 174_009 「とにかく、目的地につきました。上陸しましょう!」
イクス 175_077 「おう。こっからはいつ【黒い天使】が出てきてもおかしくねぇ。みんな、気をつけろよ?」
ウーノ 176_007 「・・・お前もな。」
【吹雪音】
【足音】
【獣の鳴き声】
メアリー 177_027 「・・・くまさん・・・?」
ドゥース 178_008 「1、2、3・・4。熊って群れるもんだっけ?」
イクス 179_078 「そりゃ一人より仲間といたほうがさみしくないだろ。」
ドゥース 180_009 「あぁ、そっか!なるほどぉ!」 大げさに納得
クワトロ 181_010 「お二人は動物図鑑を読んだ事がなさそうですね。」
ウーノ 182_008 「縄張り意識の強い熊が群れるわけがない。」
イクス 183_079 「ってぇと?」
ドゥース 184_010 「・・・パラサイトか!」
クワトロ 185_011 「大正解。」
【熊の群れが一斉に襲いかかってくる】
クワトロ 186_012 「イクス、メアリーを安全なところへ!」
イクス 187_080 「お、おう!」
ドゥース 188_011 「この間は散々だったもんな!汚名挽回だ!」
クワトロ 189_013 「汚名は挽回ではなく、返上するものです。」 穏やかに
ドゥース 190_012 「るっせぇな!わ、わかってるよ!!」
【マシン音】
ウーノ 191_009 「電圧ネット弾を撃つ。」
ドゥース 192_013 「自分で避けろってか?ったく、相変わらずお前の武器はめんどくせーな!」
クワトロ 193_014 「あ、こっちの攻撃も気をつけてくださいね?」
ドゥース 194_014 「え?」
【ドゥースの目の前スレスレに鎖のついた鉛玉と戦針が一斉に飛び出す】
ドゥース 195_015 「アピャー!…お前はアタシを殺す気か!!」
クワトロ 196_015 「やだなぁ・・・(クスクス笑う)ドゥースの俊敏さなら簡単に避けれるでしょう?」
ドゥース 197_016 「…この人でなしぃいいいい!」
ウーノ 198_010 「・・・ドゥース、危ないぞ。」 ネット弾を撃つ
ドゥース 199_017 「ひゃ!?…お前もかぁああああ!!!」 慌てて避ける
【戦闘ボイス組み合わせ】
メアリー 200_028 「凄い・・・。」
イクス 201_081 「そうだな・・・。あいつらの強さはわかってたつもりだったがここまでとは・・・。」
ドゥース 202_018 「残り2!」
ウーノ 203_011 「1匹、撃破。」
クワトロ 204_016 「・・・はい、終了。」
イクス 205_082 「ひゅ~♪さっすが」
ドゥース 206_019 「さぁ~って・・・先進むか!」
クワトロ 207_017 「そうですね。それじゃ、行きましょう。」
【立ち去ろうとする】
【唸り声】
イクス 208_083 「っ?!」
【クワトロが一瞬で起き上がった熊を仕留める】
クワトロ 209_018 「下等生物が。背後から狙おうなんてバカげた事をしますねぇ。お痛が過ぎると肉塊にしちゃいますよ?」 穏やかに微笑んで
イクス 210_084 「・・・こいつが仲間でよかった。」 苦笑い
【間】
【場面変更】
ブルーグ 211_009 外と比べると随分暑いな・・・。
ブルーグ 212_010 「(息を乱す)・・・ん?」
【ソクラの背姿に気づいて】
ブルーグ 213_011 「ソク・・・ラ?・・・ど、どうしてここに・・・?」
ソクラ 214_001 「・・・ブルーグか。」 振り向いて
ブルーグ 215_012 「(ゆっくり近づき)お前どうして?!誰もこの場所は知らないはずだ・・・!お前、どうして・・・」
ソクラ 216_002 「ふんっ!!」
【ブルーグに突如殴りかかる】
ブルーグ 217_013 「なっ?!(避ける)」
ブルーグ 218_014 「・・・ソクラ、お前・・・。」
ソクラ 219_003 「・・・ターゲット、WPC・・・確認。WPCディーパ所属、ブルーグ・ナハトイェガー。・・・直ちに処刑する。」
【間】
ブルーグ 220_015 「次回予告」
ブルーグ 221_016 「【血の一族】と決着をつける為、火山の中へ入った俺を待ち構えていたのは、仲間であるはずのソクラ。」
ブルーグ 222_017 「俺を敵だと認識し、攻撃を仕掛けてくる。ソクラ・・・!一体どうしてしまったんだ?!」
ブルーグ 223_018 「次回ParasiteNOVA第十四話『絆』」


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