役名
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番号
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台詞
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注釈
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【息を切らしながら、走るイクス】
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イクス
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001_001
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「(息を切らす)」
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クワトロ
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002_001
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「あれは・・・イクス?!」
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ローザ
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003_001
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「どうしましたの?!メガラは・・・?ブルーグ達は?」
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イクス
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004_002
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「説明は後回しだ・・・!早くここから逃げねぇと・・・マグマが押し寄せてくる!」
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ドゥース
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005_001
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「マグマァ?!噴火するのか?!」
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イクス
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006_003
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「あぁ・・・揺れがどんどん大きくなってきやがってる・・・。」
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ウーノ
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007_001
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「・・・時間の問題か。」
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リリィ
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008_001
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「それで・・・あの・・・ブルーグさん達は・・・。」
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イクス
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009_004
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「・・・メガラと戦ってる。」
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ローザ
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010_002
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「っ?!見捨ててきたというんですか!?」
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メアリー
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011_001
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「イクスお兄ちゃんを責めないで!!」
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【静まり返る】
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メアリー
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012_002
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「・・・イクスお兄ちゃん・・・悪くないもん・・・!」
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ローザ
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013_003
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「・・・メアリー。」
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イクス
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014_005
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「(何かを飲み込んで)・・・とにかく、ここで世間話している時間はねぇ。脱出するぞ。」
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ドゥース
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015_002
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「このデカ乳ババァは?」
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イクス
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016_006
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「ほっとけ!」
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【その場を離れるように走り出す一同】
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【依然地響き鳴り止まない中】
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リーア
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017_001
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「・・・くっ・・・う・・・!」
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ブルーグ
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018_001
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「(息を荒げ)・・・大丈夫か、リーア。」
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リーア
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019_002
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「えぇ・・・ここで倒れるわけにはいかないもの・・・。」
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ブルーグ
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020_002
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「・・・メガラの体力も相当削られているはずだ・・・。回復する前に、一気に畳み掛けよう。」
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メガラ
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021_001
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「図に乗るな・・・!!お前たちの力如き、この女王。本気で倒せると思っているのか!!」
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【メガラの剣が二人を狙い振り下ろされる】
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ブルーグ
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022_003
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「っ!?」
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リーア
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023_003
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「くっ!」
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【ギリギリに交わす二人】
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ブルーグ
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024_004
|
「(魔法名)ケイオス・ブリンガー!!」
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【メガラに向け、漆黒の光の弾を飛ばす】
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|
|
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【手首から先がない腕で、それを受け止めるメガラ】
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リーア
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025_004
|
「・・・吸収されてしまってる。」
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ブルーグ
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026_005
|
「・・・闇に頼れば、闇に飲み込まれてしまう・・・。ここはリーア、アンタの力が頼りだ。」
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|
リーア
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027_005
|
「えぇ・・・!(魔法名)オーラ・ブルーム!!」
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|
【リーアの放った光がメガラのコアを狙う】
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|
メガラ
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028_002
|
「ぐふぅっ!!」
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ブルーグ
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029_006
|
「コアにわずかだがヒビが・・・!」
|
|
リーア
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030_006
|
「ブルーグ、物理でコアを狙って!私も援護する!」
|
|
ブルーグ
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031_007
|
「あぁ・・・!ふっ!」
|
|
|
|
【翼を広げ、高く舞い上がるブルーグ】
|
|
メガラ
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032_003
|
「舐められたものよ・・・!これで消し去ってくれる・・・!!(魔法名)ダークネス・ドゥーム!」
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|
|
|
【メガラの前方から、漆黒の光が刺々しく広がっていく】
|
|
リーア
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033_007
|
「(魔法名)ホーリー・ナパーム!!」
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|
|
|
【光と闇がぶつかり、激しく爆発して消える】
|
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メガラ
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034_004
|
「相殺だと・・・!」
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リーア
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035_008
|
「今よ!ブルーグ!!」
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|
ブルーグ
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036_008
|
「うおぉぉぉああああああああああ!!」
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|
メガラ
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037_005
|
「しま・・・っ」
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|
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【ブルーグの拳がメガラのコアに突き刺さる】
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|
|
【激しい破壊音と瘴気の乱れが奇怪な音を放つ】
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|
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|
【共に、湧き上がるマグマの音が迫ってくる】
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|
リーア
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038_009
|
「マグマが押し寄せてきたわ・・・!ブルーグ、止めを!」
|
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ブルーグ
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039_009
|
「・・・あぁ!」
|
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メガラ
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040_006
|
「・・・私が朽ちようと・・・お前は永遠に、私の手からは逃げられぬ・・・!」
|
息も絶え絶えに
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ブルーグ
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041_010
|
「心配するな・・・。ここで、終わらせるつもりさ!!」
|
|
メガラ
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042_007
|
「・・・ククッ・・・浅はかだ・・・。」
|
|
|
|
【激しくコアが割れ、メガラが灰に変わっていく】
|
|
リーア
|
043_010
|
「・・・倒したわ・・・!」
|
|
ブルーグ
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044_011
|
「あぁ・・・これで、全て終わらせることが出来る・・・。リーア。お前は逃げろ。」
|
|
リーア
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045_011
|
「…私に貴方を見殺しにしろと?私も、ここに残ります。」
|
|
ブルーグ
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046_012
|
「はぁ?何を言っている!正気か?!」
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|
リーア
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047_012
|
「もとより、レイズの女王になった時から…覚悟は決まっています。」
|
|
ブルーグ
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048_013
|
「…リーア、俺の中にいるアイツを…」
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|
|
【ブルーグ達を囲むように、霧が集まり始める】
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ブルーグ
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049_014
|
「これは・・・!」
|
|
リーア
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050_013
|
「・・・ぐっ!?」
|
苦しみ、胸を抑える
|
ブルーグ
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051_015
|
「リーア!!・・・毒霧か・・・!?うぅっ・・・!!」
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膝をついて倒れる
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|
【ぼんやりする意識、姿が見える】
|
|
MJ
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052_001
|
「・・・マグマなんかに奪われてたまるものか。」
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ブルーグ
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053_016
|
「M・・・J・・・」
|
意識を失う
|
MJ
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054_002
|
「(徐々に高笑い)」
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|
|
【場面変更】
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ローザ
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055_004
|
「こちら朱雀。玄武、応答せよ。」
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|
|
|
【無線越しに呼びかけるローザ】
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ウーノ
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056_002
|
「こちら玄武。問題ない。」
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無線越しに
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ローザ
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057_005
|
「レーダーに膨大な熱量のマグマを感知。これより、離陸します。」
|
|
ウーノ
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058_003
|
「ラジャー。こちらも離陸に入る。」
|
|
|
|
【無線を切り、操縦席で操縦をするローザ】
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|
イクス
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059_007
|
「ブルーグ・・・」
|
|
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|
【離陸する機内の中、遠ざかっていく島を眺め、悔やむイクス】
|
|
メアリー
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060_003
|
「イクスお兄ちゃん・・・。」
|
|
イクス
|
061_008
|
「メアリー・・・。」
|
|
|
|
【メアリーに目線を合わせるように屈んで】
|
|
イクス
|
062_009
|
「ごめんな・・・約束・・・。」
|
|
メアリー
|
063_004
|
「(大きく首を振って)・・・ううん。メアリー・・・大きくなったら、イクスお兄ちゃんのお手伝いする・・・!メアリー、もっと・・・もっと・・・強くなるから・・・!もう・・・繰り返したくないから・・・!!」
|
涙を堪えながらも震えて
|
イクス
|
064_010
|
「メアリー・・・お前は強えぇな・・・。俺も・・・お前が大きくなるまで頑張ってやるか・・・!」
|
|
ローザ
|
065_006
|
「来ますわ!皆さん、揺れに気をつけて!!」
|
|
イクス
|
066_011
|
「っ!」
|
|
|
|
【マグマが押し寄せ、勢いよく噴火する】
|
|
|
|
【場面切り替え/玄武】
|
|
ウーノ
|
067_004
|
「ターボエンジン、機動。一気に飛ばすぞ!」
|
操縦席で操縦する
|
ドゥース
|
068_003
|
「すげぇ噴火だ・・・!!これじゃ、アイツ等はもう・・・!」
|
|
クワトロ
|
069_002
|
「早くしないと、僕たちも死んでしまいますよ。ウーノ!早く!!」
|
|
ウーノ
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070_005
|
「それじゃ、しっかり掴まっていろ!!」
|
|
|
|
【ターボが噴出し、玄武が加速する】
|
|
|
|
【場面切り替え/朱雀】
|
|
リリィ
|
071_002
|
「朱雀!ターボエンジン起動!!」
|
|
ローザ
|
072_007
|
「行きますわよぉ・・・!!」
|
|
|
|
【朱雀も一気に加速し、2機が並んで夕闇の彼方に消える】
|
|
|
|
【間】
|
|
|
|
【13年後、ディーパ国立墓地】
|
|
|
|
【イクス、41歳。ブルーグの墓の前に佇む。】
|
|
イクス
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073_012
|
「あれから13年か・・・。はえぇもんだな。」
|
|
|
|
【風が吹く】
|
|
イクス
|
074_013
|
「俺はあれから毎日、後悔の連続だぜ。メアリーの手前、泣き言も言えないけどよ。ずっと、お前らを助けられなかった事、引きずってるよ・・・。」
|
|
|
|
【間】
|
|
イクス
|
075_014
|
「骨一つない墓に、何話しかけてんだろうな。俺。」
|
|
|
|
【ブライアン35歳、イクスの元に駆け寄る】
|
|
ブライアン
|
076_001
|
「あ!イクスさん!いたいた!」
|
|
イクス
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077_015
|
「ん?・・・お、ブライアン。相変わらず、童顔だなぁ。」
|
|
ブライアン
|
078_002
|
「余計なお世話です!」
|
|
イクス
|
079_016
|
「で、何の用だよ。」
|
|
ブライアン
|
080_003
|
「ようやく完成しましたよ!例のアレが。」
|
|
イクス
|
081_017
|
「おぉ!!・・・あれ?前に完成してなかったっけ?」
|
|
ブライアン
|
082_004
|
「イクスさん以外には扱えましたけど、イクスさんが使えなきゃ意味がないんです!あなたは魔法のセンスというものが皆無に等しいから・・・」
|
|
イクス
|
083_018
|
「あーはいはい。わかった。わかったよ。しっかし、アイツ等の13回忌に出来るったァ、お前もにくい野郎だねぇ。」
|
|
ブライアン
|
084_005
|
「あ・・・。そうでした。お客さん、来てるんですよ。」
|
|
イクス
|
085_019
|
「客?」
|
|
|
|
【足音が4つ向かってくる】
|
|
|
|
【セイス43歳、ウーノ44歳、クワトロ36歳】
|
|
クワトロ
|
086_003
|
「イクス!久しぶりですね。」
|
|
セイス
|
087_001
|
「お花、持ってきたよ。」
|
|
イクス
|
088_020
|
「クワトロ!セイスッ・・・司令官!」
|
|
セイス
|
089_002
|
「あははっ!セイスでいいよ。」
|
|
ウーノ
|
090_006
|
「花はここでいいか?」
|
ブルーグの墓に添えるように屈んで
|
イクス
|
091_021
|
「兄貴!・・・あぁ、そのへんで。・・・あれ?そういやドゥースは?」
|
|
クワトロ
|
092_004
|
「あれ?今さっきまで一緒に・・・。」
|
|
ブライアン
|
093_006
|
「ん?なんですかね?木の後ろに何かがひらひらと・・・。」
|
|
|
|
【木陰から黄色いドレスの裾が見えている】
|
|
|
|
【ドゥース29歳】
|
|
ドゥース
|
094_004
|
「あ・・・見つかっちまったか・・・。」
|
ひょこっと顔だけ出して
|
イクス
|
095_022
|
「ん?なんだ、ドゥース。そんなとこに隠れてないで出てこいよ。」
|
|
ドゥース
|
096_005
|
「あ、アタシはいいんだよ!!ここで!!」
|
|
イクス
|
097_023
|
「何照れてんだよ!兄弟なんだから、気にすんなって!!」
|
|
|
|
【無理矢理ドゥースを引っ張り出す】
|
|
ドゥース
|
098_006
|
「わ、わぁぁ!!」
|
|
|
|
【お姫様らしい格好を恥ずかしそうにしているドゥース】
|
|
イクス
|
099_024
|
「なっ?!おま・・・その格好どうした!?」
|
びっくりして
|
ドゥース
|
100_007
|
「じ、ジロジロ見てんじゃねぇや!!」
|
|
クワトロ
|
101_005
|
「ほらほら、姫。おしとやかに。」
|
|
イクス
|
102_025
|
「姫ぇ?なんだ、お前とうとう腹くくったか。」
|
|
ドゥース
|
103_008
|
「アタシはもう少し暴れたかったんだけどよぉ・・・。親父がそろそろいい加減にしとけって・・・。」
|
|
ウーノ
|
104_007
|
「見合い、しないといけないからな。」
|
|
イクス
|
105_026
|
「ドゥースが?見合い?(大爆笑)」
|
|
ドゥース
|
106_009
|
「わ、わるいかよ!!」
|
|
セイス
|
107_003
|
「ほらほら、お墓の前で騒いじゃダメだよ。ちゃんと、供養してあげないとね。」
|
|
|
|
【ブルーグとリーアの墓前、手を合わせる一同】
|
|
イクス
|
108_027
|
「最近、サルスはどうだ?」
|
|
クワトロ
|
109_006
|
「サルスWPCは実質的に活動はしてません。ウーノも幹部になりましたし、ドゥースはお姫様業が忙しくて・・・。」
|
|
イクス
|
110_028
|
「お前は?」
|
|
クワトロ
|
111_007
|
「僕は本来の家業と並行して、パラサイトの残党狩りを。僕一人でもなんとかなるから。」
|
|
イクス
|
112_029
|
「そっか・・・。」
|
|
セイス
|
113_004
|
「それじゃ、僕たちは業務が残ってるから。サルスに帰還するよ。」
|
|
イクス
|
114_030
|
「ん?おう。親父によろしくな!」
|
|
ウーノ
|
115_008
|
「・・・じゃあな。」
|
|
|
|
【去っていくサルスのメンバー】
|
|
イクス
|
116_031
|
「ドゥースが姫か・・・。馬子にも衣装だな。」
|
|
ブライアン
|
117_007
|
「イクスさんも王子らしくしたらどうですか?」
|
|
イクス
|
118_032
|
「ほっとけ、童顔!」
|
|
ブライアン
|
119_008
|
「だーかーらー!童顔は余計です!!」
|
|
|
|
【再び足音が近づいてくる】
|
|
|
|
【ヴァイオレット44歳、ローザ38歳、リリィ35歳】
|
|
ローザ
|
120_008
|
「童顔童顔って・・・私の事ですか?」
|
|
イクス
|
121_033
|
「ハニー!!」
|
パァっと明るく
|
ヴァイオレット
|
122_001
|
「近づくな!ケダモノ!!」
|
|
イクス
|
123_034
|
「うぐっ・・・!ヴァ・・・ヴァイオレット司令官・・・!ケダモノだなんて・・・」
|
|
リリィ
|
124_003
|
「すみません、イクスさん。司令官が失礼なことを・・・。」
|
|
ブライアン
|
125_009
|
「あながち間違ってないんだから、いいんじゃないですか?」
|
イヤミに
|
イクス
|
126_035
|
「お前は黙ってろい!」
|
|
ブライアン
|
127_010
|
「むぅっ」
|
|
|
|
【リリィ、イクスの耳元で】
|
|
リリィ
|
128_004
|
「ローザとは・・・うまくいってるんですか?」
|
ひそひそと
|
イクス
|
129_036
|
「いやぁ・・・相変わらずガード固くてよ・・・。デート約束した時も、リリィちゃんを連れてくるし・・・。」
|
同じくひそひそ
|
リリィ
|
130_005
|
「あ・・・でも、デートの後。ローザ、嬉しそうにニヤけてましたよ。」
|
|
イクス
|
131_037
|
「え・・・?」
|
|
ローザ
|
132_009
|
「まぁ!あなた達!!内緒話なんて不潔ですわ!!」
|
明らかに嫉妬
|
ヴァイオレット
|
133_002
|
「リリィは人妻なんだから、それ以上近づくと殺すわよ?ケダモノ。」
|
|
イクス
|
134_038
|
「い、いや・・・俺はそんなつもりなんかこれっぽっちも・・・」
|
|
ブライアン
|
135_011
|
「リリィさん、結婚してたんですか?」
|
|
リリィ
|
136_006
|
「え・・・?実は3年前に・・・。軍も退役しまして・・・。」
|
|
ローザ
|
137_010
|
「お父様の薦めで、貿易商の方とね。」
|
|
ブライアン
|
138_012
|
「お父さんは良くても・・・国柄、色々大変そうですね・・・。」
|
|
ヴァイオレット
|
139_003
|
「リリィを不幸にしたら、ノートルゲート軍、全軍で宣戦布告してやる!」
|
|
リリィ
|
140_007
|
「まぁまぁ・・・幸せですから・・・。」
|
|
ローザ
|
141_011
|
「あら?お花・・・もう供えられてるんですのね。」
|
|
イクス
|
142_039
|
「あぁ。サルスの連中がな。さっきまでいたんだけどよ。」
|
|
ブライアン
|
143_013
|
「彼らも忙しいようで、お帰りになりましたよ。」
|
|
ヴァイオレット
|
144_004
|
「そう。我々も、長居はできないわ。お花だけ置いて、戻るつもりだから。」
|
|
ローザ
|
145_012
|
「また、時間がある時にゆっくりとお参りしますわ。」
|
|
|
|
【華を添える】
|
|
イクス
|
146_040
|
「そっか・・・。その時は、墓前デートでも・・・。」
|
|
ヴァイオレット
|
147_005
|
「黙れケダモノ!」
|
|
イクス
|
148_041
|
「ごめんなしゃい。」
|
|
ローザ
|
149_013
|
「・・・墓前以外でお願いしますわ。それじゃ、参りましょう。」
|
|
イクス
|
150_042
|
「えっ!」
|
マジで?という感じで
|
|
|
【去っていく3人】
|
|
イクス
|
151_043
|
「そ、それって・・・いや・・・え?まじで?」
|
一人でニヤニヤ自問自答
|
ブライアン
|
152_014
|
「イクスさん、鼻の下が・・・。」
|
ジト目
|
|
|
【二人の背後からアネッタがやって来る】
|
|
|
|
【アネッタ46歳、男勝りな感じに変わっている】
|
|
アネッタ
|
153_001
|
「騒がしい人たちがいなくなったようね。」
|
|
イクス
|
154_044
|
「アネッタ・・・」
|
|
アネッタ
|
155_002
|
「総帥と呼べと言っているはずよ?減給されたい?」
|
|
イクス
|
156_045
|
「そ、それだけはご勘弁を・・・!」
|
|
ブライアン
|
157_015
|
「総帥、お体の具合は?」
|
|
アネッタ
|
158_003
|
「えぇ。貴方が作ってくれた義手も義足も、問題なく。」
|
|
ブライアン
|
159_016
|
「そうですか、それなら良かった。」
|
|
アネッタ
|
160_004
|
「ドクター・ルーソン。例の装置が完成したと聞いたけど。」
|
|
ブライアン
|
161_017
|
「あ、はい!」
|
|
アネッタ
|
162_005
|
「詳しく話が聞きたいから、総帥室へ来てもらえる?実用化に向けて、量産する為の流れも組みたいし。」
|
|
ブライアン
|
163_018
|
「そうですね。・・・イクスさん、ちょっと行ってきますね。後でもいいので、研究室で合流しましょう。」
|
|
イクス
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164_046
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「ん。了解!」
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【去っていく2人。再び一人になるイクス。】
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イクス
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165_047
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「(ため息をついて)・・・ブライアン、すまねぇな。お前の研究が終われば、俺の役目も終わるんだ。いや、俺なんかより優れた奴らが・・・世界からパラサイトを消してくれるさ。」
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【再び、イクスに近づく足音】
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【メアリー21歳】
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メアリー
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「イクス・・・?」
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イクス
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167_048
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「ん?・・・あぁ、メアリーか。なんだ、今日はみんなして押しかけて・・・。」
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メアリー
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168_006
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「13回忌よ?当然じゃない。」
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イクス
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169_049
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「そう・・・だな・・・。」
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【墓前で手を合わせるメアリー】
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メアリー
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170_007
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「ママ・・・。お兄ちゃん・・・。」
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【すっと立ち上がって】
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メアリー
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171_008
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「ねぇ、イクス。」
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イクス
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172_050
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「ん?」
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メアリー
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173_009
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「私・・・強くなれたかな・・・?」
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イクス
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174_051
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「・・・あぁ。俺なんかより、断然に強えぇよ。俺がいなくても、お前は十分にやっていける。」
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メアリー
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175_010
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「イクスが戦闘訓練、いっぱいしてくれたお陰だよ。」
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イクス
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176_052
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「いや・・・俺は大したことなんて・・・。」
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メアリー
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177_011
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「あ!そういえば、パパには会った?」
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イクス
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「ん、あぁ。ブライアンなら、さっきまでここにいたぜ。」
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メアリー
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179_012
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「それじゃ、話は聞いてるのね。」
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イクス
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180_054
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「・・・まさか、ブライアンの野郎がお前を養子にするなんて言い出すとはな・・・。13年前、それを聞いたときは驚いたもんだぜ。」
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メアリー
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「でも、頑張ってくれたわよ。ブライアンがパパになってくれなかったら、私・・・」
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イクス
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182_055
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「そん時は俺がパパに・・・」
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メアリー
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「イクスには無理よ。」
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クスクス笑って
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イクス
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184_056
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「まぁ・・・。俺みたいに年中飛び回ってるような奴より、ブライアンが父親になる方が良かったんだろうけどな。いや・・・むしろ、アイツはママだな。」
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メアリー
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「それじゃ、イクスがパパでも大丈夫ね!」
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イクス
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186_057
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「やめろー」
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棒読み
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メアリー
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187_016
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「っぷ・・・(吹き出して笑う)」
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イクス
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188_058
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「(釣られて笑う)」
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【間】
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【場面変更/とある飲食店】
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【TV越しにニュースキャスターがニュースを読む】
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キャスター
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189_001
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「臨時速報です。今日未明、ディーパ軍上層部、総合施設ビル内にて爆発事件が発生。」
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キャスター
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190_002
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「ディーパ警察当局は爆発事件の犯人として、サルス国籍の男、イクス・アロンソ容疑者を国際指名手配にする事を発表しました。」
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キャスター
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191_003
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「また、大統領官邸ではこの事件に際し、大統領自らの記者会見が行われている模様です。」
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【間】
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ブルーグ
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192_017
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「…懐かしいな(無感情っぽく)」
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【END】
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